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フィリピンのダバオからお届け

マルチリンガルって実際どうなの?15ヶ国語を話す彼が語る、他言語を学ぶ大切さ

[caption id="attachment_30" align="alignnone" width="640"] ryantbarnettusu / Pixabay[/caption]

以前海外に行ったときに驚きました。 マルチリンガルの多さに。

マレーシアやシンガポールの人(特に中華系)は、母国の言葉に加えて英語と中国語を喋っていました。例えばフィリピンでもフィリピノ語とタガログ語があったりします。

日本でも馴染みのない方言だと意味が分からないということはよくありますよね。 みなさんどうも、日本語モノリンガルのTakaです。

前の記事でも書いたように、僕はマルチリンガルを目指しています。

マルチリンガルって実際どうなの?

マルチリンガルについて色々調べているうちに、友達が大変興味深い動画(ニュース)をシェアしてくれました。イギリスのSkyNewsというニュース専門局の動画つきニュースです。

Alex Rawlings という15ヶ国語を話す青年が、 「言葉を学ぶとはどういうことか、学ぶことがどうして大切なのか。」について話しています。 http://news.sky.com/story/1627480/morning-stories-how-languages-open-doors

彼のスピーチのなかで気に入った部分を抜粋します。(英語以外は全く分からない言語だったので、動画の下についている英訳を見て理解しました。)

It's not that your personality changes when you speak a different language. It's more like you're just putting on a different pair of glasses through which to see the world each time.

外国語を話しているときに人格が変わるわけではないけれど、a different pair of glasses (普段とは違った価値観、ものさし、物の見方)で世界を見ているようだ。 . ...この部分はほとんど英語だったのでよく覚えています。人格は変わらなくとも、日本語で話しているときとは僕も違う気がしますね。

Learning a foreign language can only help you in life. Languages open doors that you never knew were there. Through languages you meet people that you would have otherwise just walked by. They give you the chance to see youreself through someone else's eyes. And in an age where people from different cultures are communicating less, surely that is something that we really need in the world of today.

言葉は今まで知らなかった世界を見せてくれる!言葉を学んでいなかったら出会わなかったであろう人たちと出会うことになる。そういう人たちとの出会いが、自分以外の視点で自分を見つめることになる。異なるバックグラウンドを持つ人同士のコミュニケーションが減っている現在、言葉を通して人と出逢うことが大切なのではないか。

....英語を学んでいなかったら、出会わなかったであろう人はたくさんいますね。本当に英語を身につけようと決意し学び始めた時期に友達になった人たちは、いまでも大切な友達です。英語を学んでいなかったら、外国人の友達も一人もいなかったかもしれません。そういった人たちと話していると、自分を見つめ直すことがよくあります。英語を学んでいて、本当に良かったと思うことも多いので、なんでもっと早く話せるようにならなかったのだろうと少し後悔しています笑。

マルチリンガルになることは、簡単なことではないけれど、なったときに見える景色が楽しみです。