たかぶろーど

フィリピンのダバオからお届け

カバー音楽の可能性-若者にとってのDon't Stop Believing

みなさん、カバー音楽についてどう思われますか?

 

イルカのなごり雪ってカバー曲だったんですね。知りませんでした。

 

 

 

アナと雪の女王の曲として有名になった"Let it go"では、松たか子さんが歌うものが神格化され、 MayJの歌うものは批判をされていましたね。なぜあそこまで批判されるのか、正直分かりませんでしたけど。(僕はMayJさんが歌う方が好きです。)

 

また初音ミクなどのボーカロイドと呼ばれるものの登場により、ニコニコ動画などでは"歌い手"と呼ばれるカバー専門の人たちも出てきました。こちらも賛否両論ですね。

 

大学時代にサークルで音楽をやっていたので、カバー音楽について考える機会は多々ありましました。オリジナルなんてやったことありませんしね。

 

カバー音楽をやっていると考えてしまうこととしては、

・全く同じ声や楽器で再現することは不可能なので原曲の良さを思うように表現できないもどかしさ

・どう頑張っても原曲よりも評価が越えることはないという絶望

・原曲を壊していると誰かに批判される不安

 

と、原曲と比較してしまうことが一番の多かった気がします。

 

しかし最近は考えが変わってきて、カバーもカバーで素晴らしいのではと思うようになりました。またカバーされることで良い効果もあると思えるようになりました。

 

今日メインで紹介するのは、Don't Stop Belivin'です。ロックバンドJourneyの代表曲ですね。3,40代の方には有名だと思うのですが、20代の僕はこの曲がJourneyの曲であるということを最初は知りませんでした。(もちろん20代でも知ってる方はいると思います。) 

 

https://youtu.be/VcjzHMhBtf0

(埋め込みから見れないようなのでリンクだけ貼りました)

 

最初にこの曲を聞いたのは、Gleeというアメリカのミュージカルドラマの中でした。シーズン1のエピソード1で使われていた、またNHKでも以前放送をしていたため、知っている人も多いかと思います。

 

 

youtu.be

(歌は53秒から)

Journeyのものと比べて音が軽やかでかつハーモニーもあるためか、なんだかウキウキしますね。Journeyの方はワクワクします。ロックらしく激しさを感じますね。最初にGleeの曲を聞いてしまったために、僕の中ではカバーであるこっちの方が印象が強いです。

 

なごり雪でも同じ現象が起きている人は多いでしょう。

 

さらにこちらは、Voice Playというアカペラグループのパフォーマンスです。5人しかいないのにかっこいいですよね。

youtu.be

特に2:15からの1人ずつ順番に音を重ねていくところは、JourneyにもGleeにも負けていないくて3曲中もっともゾクゾクする場面です。

 

 

絢香とコブクロを連想させるような構成のものも。

youtu.be

少ない人数でも楽器があればここまでできるんですね。今流行りのGoose Houseに似ている形態かもしれません。

 

それぞれのカバーにはそれぞれ良いところがあって、魅力的な部分があります。

 

どんな曲でも、思い出補正やドラマ補正がかかるものです。さらには歌っている人数や構成、場所によっても感じ方は違います。もちろん人それぞれに考えることは違うので、ロックバンドが歌うものがかっこいいと思う人もいれば、ストリートライブでアカペラを聞くのが好きという人もいます。

 

つまりは人それぞれ好みが違うので、色々なバージョンがあっていいと思います。(最低限の音程とかリズムとかは守るべきだと思いますけど) ただその中で好きな順位をつければいいだけで、批判をするほどではないのではと考えます。

 

さらに良いと思うのは、カバーをすることによって聞いている人の音楽の幅が広がるということです。特にGleeでは顕著だと思いますが、これを気に昔のロックバンドを知った/好きになった人もいることだと思います。僕の場合はWickedのミュージカルが好きになりました笑

 

Goose Houseを聞いて、やっぱりこのアーティストは素晴らしいなと見直す人もいるでしょう。徳永英明が歌う昔の名曲を聞き、昔の音楽に興味をもつ若者もいるはずです。歌の上手い友達がカラオケで歌ってる曲から、新しいアーティストを好きになる人もいますよね。

 

カバー音楽が原曲を越えるというか、初めてそれを聞いた人には原曲として写ってしまいますし、原曲を越えることもあります。

 

◯◯という曲が好きというだけでなく、誰々が歌う◯◯が好きというようなことも認めていいのではないでしょうか。(別に認められてないわけではありませんけど笑)

 

カバー音楽って可能性ありますよね。