たかぶろーど

フィリピンのダバオからお届け

プラカード持ちのアルバイト学んだ6つのこと

どうも自称フリーランサーのTakaです。日本にいられるのも、残すところ1ヶ月を切ってしまいました。旅先でも継続してお金を稼ぐためにフリーランサーとブロガーを目指しているので、社会的に見るとただのニートです。

そこで単発のアルバイトもしてお金を貯めようと思い、プラカード持ちのアルバイトをやってみました。ただプラカードを持っているだけの楽な仕事だと思っていなのですが、予想以上に辛い仕事でした。自分から進んでやるような仕事ではないですね。そこで学んだことや感じたことをシェアしたいと思います。

ちなみにプラカード持ちのアルバイトとは、展示会やマンションのモデルルームの案内のために、交差点や人通りの多いところでプラカードを持つアルバイトです。そんなの「看板を設置すればいいじゃないか!」って言われそうですが、おそらく看板を設置するよりも人を使った方が安いのです。もしくは雇い主が案内するのは人の方が良いと考えているんだと思います。

このバイトを通して、色々思うことはありました。でもまぁ基本的に

暑い!とにかく暑い!冬は冬で寒いのかもしれませんが、この季節にプラカード持ちは本当に暑いです

プラカード持ちは足が痛くて辛い

このバイトの初日のことです。右も左も分からずプラカードを持ち、交差点の付近に立っておりました。プラカードの矢印の向きが分からなかったという意味ではありませんよ笑。プラカードを持ち始めて1時間半程度で気づきます。

立ってるのは辛い。辛すぎる。

歩いているのだったらまだいいのですが、同じ場所にずっと立ち続けるのは本当に辛いです。さすがにプラカード持ちながらダンスはできませんしね。

ということで翌日は椅子を貸してもらいました。椅子がないプラカードはやめた方がいいです。まじで。

プラカード持ちは暑くてつらい

このバイトは夏にやるべきではないです。ラーメン屋の宣伝でもないかぎり、ほとんどの場合がスーツ着用です。しかも直射日光に当たる場所だと最悪です。基本的に水分補給はOKだったのですが、めちゃくちゃ暑い日に限っては1時間に500mlの水やお茶を消費してしまいます。バイトが6時間だったら6本=600円の消費です。つまるところ、時給が100円ダウンしてしまいます。なかなか痛手ですよね。

涼しい日で日陰だったらまだ楽なんでしょうが、夏は本当に辛いです。辛かったです。

プラカード持ちは暇でつらい

このバイトは基本的に暇です。人に話しかけられることはほとんどないでしょう。僕も計30時間働きましたが、話しかけられたのは3回だけでした。携帯の使用はもちろんのこと音楽を聴くことや本を読むこともダメだったので、とにかく暇でした。場所によっては読書OKのところもあると思うので、この辺は運次第ですね。

瞑想を身につけてる人や、暗唱の練習をしている人以外には酷な時間だと思います。

話しかけられて一番面白かったのは、小学生低学年くらいの女の子に「このへんにキリンみたいな馬みたいな、なんか変な人形落ちてませんでしたか?」と聞かれたことです。なくしちゃったのかと尋ねると、「はい...」と漫画に出てきそうな落ち込み具合で俯いていました。変な人形は見つかったのでしょうか。

意外と同じ人が同じ場所を通っていることに気づく

3週連続同じ場所で働いたのですが、毎週見かける人が何人もいました。そこに住んでるので当たり前だとは思うのですが。ジョギングをしている人が多かったですね。女性のランナーは比較的真面目で、男性(中年多し)はほんの一瞬走ってあとは歩くという方が多いように感じました。

意外と街に外国人が多いことに気づく

びっくりすることに、1日で30人以上?の外国人に遭遇しました。埼玉のベッドタウンに住んでおりますが、ここ数年で外国人の人口も増えてきたんですね。国際色が豊かになってきていて嬉しい限りです。(もう来月には僕がいなくなりますが)

プラカードを持っている人を見ると大変だなーと共感するし、広告を設置しているマンションやイベントを見るとなんだか嬉しい気分になる

なんか長くなってしまいましたが、まさにこの通りです!笑。プラカード持ち大変ですよねって共感します。特に今日なんて暑かったですよね。今日プラカードを持ってた方、本当にお疲れ様です。

そして人を使わずに広告設置をしている企業について。その分雇用は減っていますが、なんか大変な思いをする人が減っていて良い気分になれますね。

と、こんなところです。やってみないと、ただ座ってるだけでも色々大変だとはわかりませんでした。なかなか貴重な経験になりましたが、次もやりたいとは思いません。